菅原一秀経産大臣が元秘書の複数人に毎月10万円を事務所に上納するよう要求していたと週刊文春が報じています。
この報道を受けて、国民の間にも動揺が広がっていますね…。
菅原一秀大臣の元秘書の一人は柴田さちこさん。
なんと菅原一秀大臣の政策秘書を14年も務めていらっしゃったようです。
今回の給与上納・ピンハネ問題が複数の秘書から行っていたとするなら、柴田さちこさんもその対象になっていた可能性もあります。
また、秘書給与関連の問題で議員を辞職した辻元清美さんのケースと似ているということもネット上では言われていますね。
菅原一秀大臣がピンハネした元秘書の一人は柴田さちこ?
出典:http://shibatasachiko.jp/
菅原一秀大臣の元秘書の一人は、2019年現在は練馬区議会自民党の幹事も務める柴田さちこさん。
柴田さちこさんは、菅原一秀大臣が衆議院議員だった頃に政策秘書を14年間も務めた経歴を持つ方です。
今回の菅原一秀大臣の秘書給与ピンハネ疑惑が、いつからいつまでの疑惑なのかがポイントです。
それでも、柴田さちこさんが菅原一秀大臣の秘書を務めていたのは14年という長期間。
秘書給与ピンハネの証言をしているのは元秘書10人以上。
柴田さちこさんがその中の一人である可能性は非常に高いと思われます。
菅原一秀大臣は過去にも秘書給与ピンハネの疑惑が?
出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190910/k10012073691000.html
実は、菅原一秀大臣の秘書給与ピンハネ疑惑は2019年10月の今回が初めてではありません。
ちょうど12年前の2007年10月頃にも、週刊新潮から秘書給与ピンハネ疑惑が報道されています。
当時の菅原一秀大臣と秘書、両者の言い分を一言でまとめると、
秘書:月給から15万円を党支部へのカンパとして事務所に支払うよう強要された。
菅原一秀氏:カンパはあくまで本人の意志で、強制はしていない。
ということでした。
まさか同じ疑惑がまた出てくるというのは珍しいケースですね…。
12年前に既に報道されていた疑惑を週刊文春がわざわざ再度報道するということは、前回よりも踏み込んだ裏を取っている可能性も考えられます。
菅原一秀大臣と辻元清美の給与問題と似ている?
出典:https://www.kiyomi.gr.jp/
実は、秘書の給与問題は菅原一秀大臣だけではありません。
衆議院議員の辻元清美議員です。
辻元清美衆議院議員は、2002年に秘書給与に関する問題を起こしてお縄につき議員を辞職しました。
「この辻元清美衆議院議員のケースと今回の菅原一秀大臣の秘書給与問題が似ている、または同じケースなのではないか。」
ということがネット上では言われています。
確かに、秘書給与に関する問題という点では共通していますからね。
ただ、報道を見ていると少し違いがあるようにも思えます。
辻元清美議員の場合は、
「明確に秘書給与を騙し取る意図があったように見えること」
「複数人の集団による計画的なものだったこと」
これらがポイントになっているのではないかと考えます。
今回の菅原一秀大臣の場合と比較すると、菅原一秀大臣の場合はおそらく個人での要求ややり取りになります。
ここでのポイントは
- 明確に騙し取る意図があったのか?
- 実際に収められた秘書給与は何に使われたのか?
この2つになるかと思われます。
これらに問題があった場合は、過去の辻元清美議員と同じ対応になる可能性も十分にあるでしょう。