日本各地でトイレットペーパーやティッシュが品薄になって話題になっていますね。
品薄になったトイレットペーパーやティッシュがメルカリやヤフオクなどで高額転売されている状況です。
この記事では、トイレットペーパーやティッシュの転売が違法なのではないかと話題になっていることや、多く上がっている批判の声についてまとめています。
トイレットペーパーやティッシュの転売は違法?
コンサートやスポーツ観戦などのチケットを不正転売することは規制され違法になりましたよね。
では、トイレットペーパーやティッシュの転売はどうなのでしょうか。
ネット上では「トイレットペーパーの転売は違法なのでは」という声があり話題になっています。
高額転売屋へ
知らないでやっている人も多いと思うのだが、
トイレットペーパーやティッシュペーパーは「国民生活安定緊急措置法」に関わる特定品目に入っているので、高額で売ってると法律違反になるぞ。
課徴金などの罰則もあるし、
わずかな小遣い稼ぎのために大きなリスクを負うのは損だぞ。 pic.twitter.com/FCsjYIsnVC
— プロの話聞き屋🇧🇴 桜井🌺 (@sakurai7715) 2020年2月28日
このツイートは、2月29日の朝の時点で26,000リツイートを超えています。
この「国民生活安定緊急措置法」で指定されている「特定の物資」を高額で販売していると違法になるんだとか。
この方の言い分は、
「特定物資であるトイレットペーパーを高額転売していると違法になるぞ」
ということですね。
しかし、この話題についてはこんな声もあります。
法律は確かに有効ですが、今現在「特定物資」に指定されてる品目がありません。
トイレットペーパー等が指定されていたのも、供給の安定によってそれが解除されたのも40年以上前の話です。— azoo (@azoo99544459) 2020年2月28日
実際に法律は存在するようですが、2020年2月現在はトイレットペーパーは指定物資では無くなっているということのようです。
この法律はオイルショックの時に作られた法律だそうで、その後供給が安定した段階で指定を解除されているそうです。
つまり、2020年2月現在はトイレットペーパーの高額転売は違法ではない可能性が高いということになります。
実際、違法なのであればすぐに逮捕者が出るはずですからね。
メリカリやヤフオクなどへの出品もすぐに削除されるはずです。
また、今回のトイレットペーパーの高額転売については、岡田直樹官房副長官が「買い占め・転売をしないように呼びかけた」だけ。
この時点でも、違法行為ではないという見方が濃厚です。
高額転売に批判の声が殺到…
品薄になりそうなものには毎回現れると言っても過言ではない高額転売。
趣味や娯楽のジャンルではこれまで何度も問題として挙がっています。
今回は、トイレットペーパーやティッシュという生活で必ず必要になる日用品の高額転売。
さすがにこの高額転売には批判の声も多くあがっています。
#トイレットペーパー#転売ヤー
トイレットペーパー転売目的のデマ流すやつほんと最低。
購入手続きして、ドタキャン繰り返したろか!と。そんなことはしないけども、してやろうかと思うほど、憎しみ感じるわ。
日本人ちゃうやろなぁ。
こんなことするの。
外人であって欲しい。— チームkaichan429 (@katumi_7716) 2020年2月28日
生理用品等、必要ない人が買い占める意味が分からない。
ましてや「男だけど品薄だから買って来た」って生理用品の写真載せてるやつ、転売してるやつら全員マジで気持ち悪いからね。
自分が最低なことしてるって気付いた方がいいよ。— みどり (@Eight_Melds) 2020年2月28日
マスクを高値転売してる輩を世間に曝せ❗️ネットで隠れて商売してるのは卑怯千万❗️人の弱味に漬け込む最低人間
— カイ (@ORnZI1BpGzaJ8SP) 2020年2月28日
マスクが無いのは転売ヤーのせいって私は思ってる。マジで転売ヤーくそすぎん?そこまでして金をまきあげたいんか?ってなる。人間として最低やと思う
— 絶叫要員岩乙女。 (@New_TFiwaotome) 2020年2月28日
トイレットペーパーやティッシュは生活するにあたって絶対に必要なもの。
さすがにこの高額転売は悪質だと感じた人々が多いようです。
トイレットペーパーの転売が違法になる可能性は?
では、トイレットペーパーやティッシュの高額転売が違法になる可能性はないのだろうか。
そう思い考えてみました。
今回のトイレットペーパーやティッシュの高額転売が違法となる可能性として考えたのが
「もともと高額転売での利益が目的で流されたデマだった場合」
です。
つまり、「デマ情報が拡散されたところから全て高額転売者側の策略だった場合」ということですね。
デマ情報が拡散されて品薄になるであろうことをいち早く察知して買い占めて高額転売しているのであれば、おそらくグレーゾーンのままなのではないかと思います。