トイレットペーパーやティッシュにおむつまで…品薄の原因はデマ？

新型コロナウイルスの影響でコンサートなどを始めとした大きなイベントは相次いで中止されていますね。

そんな混乱が続く中、突然トイレットペーパーやティッシュが品薄になるという事態が発生。

この記事では、トイレットペーパーとティッシュが品切れになってしまった原因・理由についてまとめています。

【2020年】トイレットペーパーやティッシュが品薄に？

2020年2月、全国のスーパーや薬局でトイレットペーパーとティッシュが品薄状態になってしまう現象が発生。

しかし、トイレットペーパーやティッシュの生産や供給事態は特に問題なく行われている模様。

では、なぜこのような品薄状態が起こってしまったのか？

ここからはその原因についてまとめていきます。

突然品薄になった原因（理由）はデマ？

トイレットペーパーとティッシュが突然品薄状態になってはいるものの、生産には特に問題が起こっている様子でもない。

そんな奇妙な状況になった原因は「デマ」です。

例の新型コロナウイルスの影響と思われているそうですが、「しらべぇ」の記事によれば日本で販売されているトイレットペーパーの98％は国内生産です。

熊本を中心に広まったデマ

まず1つ目の原因は、熊本県を中心に広まったとされているデマです。

デマの内容は「原材料が中国のマスク生産に使われて無くなる」という内容だったと”時事メディカル”の記事では報じられています。

連日報道されている新型コロナウイルスの影響もあり、デマかもしれないという疑問を持つことが難しい状況下で起こったデマ拡散。

その話を聞いた人々はトイレットペーパーとティッシュの生産が間に合わなくなってしまうことを懸念。

近所のスーパーや薬局で大量に買いだめをした結果、品薄状態となってしまいました。

ツイッターで広まったデマ

そして、もう1つの原因が「デマ情報がツイッターで拡散された為」です。

もともとは熊本県で流れていたデマ情報でしたが、ツイッターで拡散されたことによりデマ情報は日本全国へ広がってしまいました。

その結果、日本各地でデマ情報を目にした人々がトイレットペーパーやティッシュを大量購入し、品薄状態が起こってしまったとされています。

ツイッター上で話題になっているデマ情報を拡散したとされるツイートが↑の画像です。

なお、現在はアカウントを削除しているようです。

高額転売まで現れる事態に

「品薄」という状態に人一倍敏感なのが「転売」です。

メルカリやラクマを始めとするマーケットでは、高額転売されているトイレットペーパーやティッシュが並んでいます。

トイレットペーパー12ロールが1000円、24ロールで3500円など…。

普段ではありえない金額でトイレットペーパーとティッシュが販売されています。

どれも市販されている通常のトイレットペーパーやティッシュです。

これにはネット上でも多くの批判の声が見られますね…。

おむつまで品薄に…

トイレットペーパーとティッシュが品薄になった直後、今度はおむつまで品薄状態になっているそうです。

トイレットペーパーが買えなかった人々が、トイレットペーパーが無くなっても大丈夫なように買ったのでしょうか…。

おむつもトイレットペーパーやティッシュと同様に、特に生産に問題が起こっているというような情報もなさそうです。

これほど事が大きくなってしまった以上、デマを流した責任は重そうですね…。